こんにちは。フリーランス web デザイナーのちこです。
「単価を上げるタイミングが分からない」
「単価を上げるの難しすぎ」ってWeb制作フリーランスならあるあるの悩み!
私も最初は「単価を上げたいけど、単価を上げて仕事が無くなったらどうしよう」なんて悩みを持ってなかなか単価を上げる勇気がありませんでした。
なので、今回は私が
・単価を上げたタイミング
・単価を上げるためにしたこと
を具体的に説明していきます。
この記事を見て「単価が上がった!」「消耗しなくなった」そんな方が1人でも増えたら嬉しいです。
目次
私が単価を上げたタイミングは「修正が少なくなってから」
私が単価を上げたタイミングは「お客さんからの修正が少なくなってから」でした。
最初は制作会社さんからのお仕事がメイン。
その時は、修正ばかりでチェックの時間を何回も割いてもらっており、相手に工数をかけてしまっている状態でした。
申し訳ない気持ちでいっぱいでこの時はなかなか単価を上げられませんでした。
でもだんだんと修正回数が少なくなってきて、このタイミングで単価を徐々に上げるようにしました。
でも今から振り返ってみてもこのタイミングで単価を上げたのはよかった!
良かったと思う理由は、修正が少なくなるまで実際の案件をたくさんやってきたため、この頃にはある程度デザインスキルが身についてたから。
スキルがついていたおかげで、実際に別のお客さんのところへ営業へ行っても提案が通ることが多くなりました。やっぱりスキルが身につくと、単価を上げて見積もりを出しても依頼していただけることが増えたのです。
自分で制作をしようと思っている人は、スキルがないとある程度の単価の仕事は任せてもらえません。
だから、今低単価に悩んでいるデザイナーの方は、まず「スキルを身につける」ことに注力してみることをオススメします!
単価UPに必要なスキルの身につけ方
スキルを身に付ける方法ってたくさんあります。
本を見て学んだり、YouTubeを見ながら学んでみたり、模写をしたり。
私が一番スキルが身に付いたなと思ったのは実案件をこなした時でした。
実際にお客さんの要望を聞いて、さらにホームページを見てくれる人のことを考えてデザインを作るってなかなか練習だと体験できません。
求められるデザイナーってきれいなデザインを作れるだけではないんです。たくさんの情報をわかりやすくまとめたり、ターゲットに合わせて色味を変えたり、お客さんのふわっとした要望を汲み取って形にしたりできる人が求められています。
これはなかなか練習だけでは身につかない。
だからこそ、単価を上げれるくらいスキルを身に付けたいと思う人は、まずは低単価でもお仕事を取るようにしてみて下さい。
そして毎回うまくいかなかったところを改善していくと、どんどんお客さんからの修正って少なくなってくるんですね。
そうするとスキルも身についている状態なので、かなり単価を上げやすくなりますよ!
実際に私もある程度修正が少なくなったときに、今までお付き合いがあった制作会社の方に、いつもより少し単価を上げてお見積もりを出したのですが、すんなり通りました。
単価を上げるためにタイミングより大切なのは、営業場所
さっき単価を上げるのは「スキルを身につけてから」
そんな話をしましたが、スキルを持っていても単価が低い人もいるのです。
理由は、営業場所が低単価になりやすい場所だから。ある程度スキルが身についていて、なかなか単価が上がらないと思ったら、営業場所を変えてみるといいなと思います。
じゃあ、webデザイナーだったらどんな営業場所があるかなと考えてみると
・SNS
・クラウドソーシング
・紹介
・web制作会社
・交流会などで知り合った直接のお客さん
・事業用サイト
・リピートなど
など。
ここにあるもので単価が高くなりやすい営業場所ってどこだと思いますか?
私が仕事をしてみて実際に単価が高かったのは次の3つでした。
・SNS
・事業用サイト
・リピート
これらに共通しているのが、お客様が「あなたにお願いしたい。」という想いになっているということ。
この状態になると単価交渉がしやすいです。
逆に単価が安かったのは、
・クラウドソーシング
・制作会社
制作会社はやっぱり、下請けになるので単価は安くなりがちです。
また、クラウドソーシングも募集に対して30件から80件ほど応募があります。そうなると、やっぱり価格競争になることがほとんどですね。
だから、私が単価を上げるために具体的にやったことは、
・「事業用サイト」を育てる
・丁寧に対応してリピートのお客さんを増やす
この2つ。
事業用サイトからお問い合わせが来る場合は、サイトに書いてある想いに共感した方や実績を見ていいなと思って来てくださる方がほとんどなので単価交渉はしやすいです。
またリピーターのお客さんは最初はお試しで安くやっていても、次からは単価を上げて下さる方がほとんどです。
1回目お願いして、良いと思ってもらえたからこそ2回目のご依頼があるので、ちゃんと丁寧に対応してリピートにつながるようにすると営業もだんだんと少なくなってくるし単価も上がってきますよ。
そうすると、すごく仕事がしやすくなります。
なので、単価を上げたいと思っている方はこれを参考にしてみてください。
そもそも単価の高い人ってどんな人??
先ほど、営業場所が大切とお伝えしましたが、そもそも単価が高い人ってどんな人かと言うと、間違いなく営業力がある人。
単価が高くなる営業場所を知っていて、適切に営業ができる人は最強です。
これは両方大切なんですね。私も最初は営業力が全くなかったです。今まで営業もしたことがなく、営業について本当に無知だっので、
「どう伝えたらいいのかな」
「どうしたら仕事を依頼してもらえるのか」
などいろいろ学びました。
学んだ結果、今では単価が少しずつ上がりました。
営業力って一言で言うと、「相手のことを徹底的に考える力」です。
でもこれだけだとピンッとこないと思うので、この辺りの教材は役に立つので見ておくとかなり営業ってどうしたらいいのかのイメージが湧くのでオススメです。
「【Web制作】独立半年で月20万の自動収入を達成した方法を大公開」
「【Web制作営業】 『Web会社営業からエンドクライアント営業まで』付加価値・販売方法・握り方”副業活用術”」
最後に、集客経路は複数持っておくとより単価を上げやすく!
単価交渉をするとき大事になってくるのは「気持ち」
低単価で受けてしまう原因って「この仕事を断ったら。。。他の仕事がないかも」て思ってしまうから。
これが仕事が溢れている状態であればより単価が高いものやより仕事しやすいものを選べるようになってきます。だから、仕事が溢れている状態になれれば強気で単価交渉ができるようになります。
「最悪この仕事なくても生活はできる」状態になると、心の余裕も出てきて単価感が合わない仕事は断れるようになってくるので、この状態になるように!
集客経路をたくさん作って、心の余裕を持つと本当いいことしかないので、このような状態になるまでは営業活動を続けるのがいいですね!
まとめ!
単価を上げるタイミングと方法についてここで紹介してきました。
一言で言うと、
「スキル」✖️「営業力」✖️「営業場所」
これで単価は上がります。
時間はかかるかもしれないけど、地道にスキルを身につけて、営業を学んで、正しい場所で営業の数をこなすことが大切です。
特に営業力は単価を上げるためのキーになってくるので、ぜひ身につけて欲しいです。
知ってるか知らないかで結果がかなり変わってくるので、ぜひこの機会に学んでみてください。