こんにちは、はるぴです。
私はWebデザインをスクールで学んだのですが、卒業後はスキル不足から自信が持てず、積極的に仕事をとりに行けませんでした。
そんな私でも、周りを巻き込むことでスキルアップし、現在はWebディレクターとして制作会社2社で働くことができています。
業務内容はWebデザイナーという形ではないですが、デザイナーさんとやりとりすることも多いため、デザインのスキルはとても役立っています。また、私自身が制作を行う時にも活きています。
本記事では、スクール卒業後にくすぶっていた私がスキルアップのためにしたことをお伝えします。
- 今よりもさらにスキルアップしたいと考えている人
- 自分のスキルレベルに満足していない人
そんな方の参考になると嬉しいです。
目次
スキルアップに必要なのは、他人からのフィードバック
私がスキルアップのためにしたことは、他人からフィードバックを貰える環境に飛び込むことでした。
自分で考えるよりも、できる人に教えてもらう方が100倍早いと思うからです。
自分で考えることもいいと思いますが、制作物については第三者から指摘を貰ったほうが気づきが多いです。なぜなら、デザインはコミュニケーションであり、「誰かに何かを伝えるため」に作るので自分以外の人にも伝わるデザインを作る必要があります。
なので、自分のデザインを冷静にみるために自分以外の人にみてもらうことが重要だと思います。
ただし、「何を知りたいか」でみせる人は選べるとよりいいです!
個人的には2パターンだと考えてます。
- デザインの改善点を知りたい時は「知識や経験がある人」
- デザインの素直な印象を知りたい時は「知識や経験がない人」
詳しくは以下で解説します。
デザインの改善点を知りたい時は「知識や経験がある人」
デザインをブラッシュアップするために
- 具体的なアドバイスが欲しい時
- 自分の引き出しに限界を感じた時
そんな時は、Webデザインについて知識や経験がある人に聞くことをおすすめします。
案件の関係者(ディレクターなど)でもいいでしょうし、Webデザインを勉強している仲間に見てもらうのもいいと思います。実務経験がなくても勉強中の知識をフル活用して、改善点を考えて言語化するとお互いにスキルアップに繋がります。
知識がある人に聞くことで自分が気づけなかった改善点を知ることができ、他の人のやり方を知るチャンスにもなります。
教えてもらったこと、学んだことはどんどん吸収していきましょう!
デザインの素直な印象を知りたい時は「知識や経験がない人」
デザインについて
- どんな印象か知りたい時
- どんな情報を受け取ったのか知りたい時
そんな時は、Webデザインの知識がある人にこだわる必要はないと思います。
実際にデザインが世に出たとき、それをみるのはWebデザインを勉強してない人がほとんどだからです。家族や友達に聞いてみるのもいいと思います。
どんな情報に目がいったのかなどを聞いてみると、デザインがどう見えているのかわかるかと思います!
フィードバックをもらう一番のメリットは「客観的に知れること」
他人からフィードバックをもらう一番のメリットは「客観的に知れること」です。
自分で自分のデザインを客観的に知ることはかなり難しいと思います。
でも、人の作ったものの方が冷静に見れたりしますよね?
その効果を使って作ったものを他の人に見てもらいましょう。
他の人に見てもらうことで、下記のような内容を知ることができます。
- 情報が伝わるデザインになっているのか
- もっといい表現方法があるのか
- 他のデザイナー視点で改善点はあるのか
- ターゲットにあったデザインなのか
客観的に見てもらうと、自分にないスキルや着眼点を学ぶべるので確実にスキルアップにつながります!
フィードバックの内容で気にしたい3つのポイント
即戦力トレーニングでバナーのフィードバックをもらう時、多かったのはこの3つだと思います。
- キャッチコピーや重要な情報が目立っていない
- ターゲットがわからない(想定していたターゲット像が伝わっていない)
- 配置がズレているなど、全体のバランスが悪い
「こんなこと、基本としてできてるよ」と思う方もいるかもしれませんが、自分なりに伝えたつもりでも意外と人には伝わっていないこともあります。
私も仲間や仕事関係者に見てもらった時に、全く伝わっていないことに衝撃を覚えたことがあります。デザインから受け取る印象を聞いたところ、全く意図した内容ではない返答が返ってきました。
そんなつもりじゃなかったのに…。意外と伝わっていないんだなと体感した瞬間でした。
強調が足りてない、ターゲット像がわかりにくい、バランスが悪い。
これらができていないと伝わるデザインを作ることは難しいと思いますが、自分で見るよりも人に客観的に見てもらった方が気付けるポイントだと思います。
人にデザインを見てもらい、もらったフィードバックから改善点を修正する。
ひたすらそれを繰り返して、どんどんデザインをブラッシュアップできるという体験をぜひしていただきたいです。
勇気を出して、フィードバックをもらえる環境に飛び込む
フィードバックをもらうことによるメリットや、具体的に欲しい内容についてお伝えしましたが、そのための環境を作ることが一番大事です。どんなことでも、現状を変えるために一番大事なことは環境を変えることです。
ちょっとだけ勇気を出して、その環境に飛び込んでみましょう。
フィードバックをもらえる環境とは?
自分以外の他人からフィードバックをもらうための具体的な方法はいくつかあると思います。
- WEBデザイナーがたくさんいるコミュニティ(スクールやオンラインサロンなど)
- WEBデザインを勉強している友達(SNSで知り合った人など)
- 獲得した案件の関係者(プランナーやディレクターなど)
コミュニティで同じように勉強している方にみてもらったり、案件で関わるディレクターにみてもらうなど誰かにフィードバックをもらえる環境に飛び込んで、その環境をどんどん活用しましょう。
まだ案件を獲得したことがない方にとっては、3番目の方法はまだハードルが高いかもしれません。
そんな方は1番の方法である「WEBデザイナーがたくさんいるコミュニティ」に参加することをおすすめします。
私は「VICOME」というコミュニティで仲間を見つけて、たくさんの刺激と学びをもらいました。
同じようにWEBデザインを学んでいる仲間なので、制作物に関するフィードバックをもらう以外にもたくさん刺激をもらえます。
他の人はどのように仕事を獲得するために動いているのか、他にどんな勉強をしているのか。
今悩んでいることを相談に乗ってもらったり、過去どんな経験をしたのか教えてもらったり。
VICOMEには勉強中デザイナーだけではなく、ベテランのWEBデザイナーさんや実際に制作会社で働いているデザイナー・ディレクター・ライターもいるので、デザイン以外にも知見を広げることができます。
デザイナーのスキルアップは、デザイン力と高めることだけではないので、もし興味がある方はぜひ覗いてみてください。
他人からのフィードバックは素直に受け取り、次のアウトプットに活かす
これは、自戒も込めてなのですが。
他人からのフィードバックから得た学びは素直に受け取り、必ず自分のものにしていきましょう。
一度もらった指摘を次はされないように、新しいアイディアを貰ったのならそれを使ったり応用できないか考えてみたりしましょう。
もらった指摘をそのままにしてしまうのは、かなりもったいないです。
Webデザインのスキルアップも他と同様で、アウトプットして改善するを繰り返すことで確実にスキルアップできます。
どんどん吸収して、今よりスキルアップをしましょう!
スキルアップ方法を模索しているあなたの参考になると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!