現役デザイナーが語るWebデザイナーに向いてないと思った時に知って欲しい大切なこと

  • 2022年02月22日
  • 2022年02月22日
  • Chiko

  • デザイン

Webデザイナーになりたい!

在宅で仕事がしたいと思い、検索で探していたときに、「Webデザイナー」という仕事があることをしりました。

その仕事について調べていくうちに、

「やってみたい」

そんな気持ちが湧き上がって、勉強をはじめました。

でも、うまくいかない。。。

「自分には才能がないのかな」って思いどんどん落ち込んでいく。

これはデザインの勉強を始めたばかりの私の話です。

あなたは、こんなふうに落ち込む瞬間はありませんか?
私は、デザイナーに向いていないと思って一度デザインの勉強をやめました。
でも今ではwebデザイナーとして途切れることなくお仕事をいただけるようになりました。

そんな経験から、もし向いてないのかも!と思った方に知って欲しいことを紹介していきます。

この記事を読むと、あなたがデザイナーに向いているかどうか、そしてデザイナーとしてやっていくために必要なことが分かりますよ!

デザイナーに向いている人は、デザインが「楽しい」と感じる人

あなたはデザインしてる時が楽しいですか?

楽しいなって感じる人は、webデザイナーに向いています。

えっそれだけで向いてるって分かるの?って思ったかもしれません。
正直、私も昔思ってました。
昔は「私はセンスないから向いてない、どれだけやってもなかなか上達しない」と思い込んでいましたが、実際はセンスって後から身に付けられるなと実際に仕事をしてみて実感しました。

だから、今「自分には向いてないかも」って不安に思っている方も安心してください。
今からでもセンスはいくらでも身につけられます。

ここからは、さらにこんなところがあったら、もっとwebデザイナーとして成長していけるという要素をご紹介します。

活躍できるWebデザイナーになるためにさらに必要なこと

一番重要なのはデザインが楽しいかどうかですが、その他にもこんな要素があればさらに活躍できるweb デザイナーになれます。

その要素とは、

●調べられる人
●意図を考えられる人
●相手のことを本気で考えられる人

Webデザイナーとして仕事をして、こんな特徴を持った人は絶対伸びているなと感じます。

ただ、これだけ見るとすごく抽象的だなって感じると思うので、具体的にどんなところで役に立つのか解説していきますね!

調べられる人

Webデザイナーってデザインの引き出しをどれだけ多く持てるかがすごい大事になってきます。

だからこそ、いろんな引き出しを身に付けるために、とにかくいろんなデザインについて調べることが大事!私も今でも実際デザインをするときは、まず初めに同業他社や同じようなターゲット設定をしている商品のサイトをたくさん見ます。この作業に結構時間を使うんです。

1つのWebサイトのデザインをするときに、はじめに2時間くらいいろんなサイトを見てからデザインに入ってきます。

こうすることで、たくさんのデザインイメージが湧いてくるんですね!

根気よく調べることができる人ってデザイナーとしてたくさん引き出しができるため本当に強いです。

意図を考えられる人

デザインって人により伝わりやすく、そして響きやすくするためのもだと私は考えます。
だからターゲットによって色や写真配置なども変わってくるんです。

いろんなデザインを見て、「なぜこの言葉だけ強調しているんだろう。」「なぜこの色を使っているのかなぁ」と考えられる人っていうのはやっぱり強い!

例えば同じピンクだとしても、年代によって好まれやすい色合いが変わってきます。

こちらの2種類のピンク、若い人をターゲットにしている商品は左の明るいピンクやパステルカラーを使用していることが多いです。

反対に、30代40代の女性だと右側の少し落ち着いた色のピンクを使用していることが多いです。

年代によって好まれる色合いなども変わってくるんですね!

こうやって考えるトレーニングしてくるとターゲットに刺さりやすいデザインを制作できるようになってきますよ。

相手のことを本気で考えられる人

デザインをするってことは、ターゲットの人により見てもらえるように考えること。それが、が私たちWebデザイナーの仕事の一部だと思います。
だからテキストをもらった時に「どこのテキストを目立たせたら興味を惹けるのか」「どのような目線の動きをするのか」を相手目線で考えることが大切です。

完全にターゲットの気持ちになるのは難しいので私は「相手(ターゲット)のことを本気で考える」ためにターゲットに近い人に話を聞くようにしています。

かっこいいデザインよりもお客さんに刺さるデザインができる人の方が需要はあります。だからこそ相手のことを徹底的に考えられる人ってデザイナー向きだなと私は思います。

Webデザイナーは私には無理!と感じたところからどうやって仕事につながったのか

ちょっと私の話をさせてください。

私は今Webデザイナーとしてお仕事をいただいてますが、正直Webデザインの勉強し始めた時私には無理だと思っていました。

恥ずかしながら、小さい頃から絵を描くのは苦手で学生時代の美術の成績も5段階中2でした。
そんな私がWebデザイナーを目指して勉強始めたのですが、なかなか良いデザインが作れなくて悔しい思いをしました。

何時間もかけて作ったデザインを家族に見せると、「なんかちょっとダサイね」なんて反応でした。
私には向いてないんじゃないかと何度も思いました。

だから、そこで私はWebデザインの勉強やめてしまったのです。

その代わり、コーディングの勉強を始めました。
そこから、フリーランスのコーダーとして仕事をするようになりました。
そんな時です、コーディングの仕事を依頼してくださってた制作会社の方から、「デザインの仕事をやってみない?」と声をかけていただきました。

私の中でデザインは楽しかったなぁという思いがあったので、即答で「やりたいです」と。

そこから猛勉強をしました。私がWebデザインを勉強する上でやった事はこの3つ

●Udemyのフォトショ講座「Photoshop CC マスターコース : 動画で徹底的に学ぶ! 確かな技術をマスターしよう!」
https://www.udemy.com/course/photoshopcc-j/

●本「デザインドリル」で勉強

●たくさんのデザインを見る

●人からフィードバックをもらう

最初はこれだけ。

最初はお仕事がいただけても修正ばかりでした。でも、そこから「いろんなデザインを見る ▶︎ 。ターゲットや意図を考える ▶︎ デザインする ▶︎ 修正依頼をもらう ▶︎なぜ修正するのかを考える」を繰り返した結果、今は一人では抱え切れないくらいお仕事をもらえるようになってきました。

最後にWebデザイナーとして自信が持てない方に伝えたいこと

Webデザイナーに一番必要なのは、実際楽しいかどうかです。

少しでも楽しいと思うならwebデザインまだまだ続けてみて欲しいなと思います。私が今仕事をしていて、webデザイナーを求めている人ってすごく多いなと感じます。実際にwebデザイナーは足りていないんです。

だからこそデザインを楽しいと思えて努力できる人であればどんどん仕事が増えてくると思います。実際に私はデザイン力がある程度ついてきてからは仕事で困る事はなくなりました。

誰でも最初は上手なデザインはできないです。今、うまくデザインできる人は、たくさんのデザインを見てたくさんの分析をしてきたから。あなたも今からいろんなデザインに触れて素敵だと思ったデザインをどんどん分析してください。そうすると半年後、自信を持ってwebデザインの仕事に取り組めていると思います。

この記事を書いた人

Chiko

●海外に住みながらweb制作をしている ●デザインもコーディングも担当 ●「お客さんも私もWinWinな関係に」をコンセプトに活動 ●毎月3件ほどホームページを制作しています

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