駆け出しWEBデザイナーが初案件を獲得するまで!実績ゼロ→イチを作る方法

  • 2022年01月24日
  • 2022年01月26日
  • よしみ

  • 営業

「初案件がなかなか獲得できない…」
「提案メールを送るのが怖い…」

こんなお悩みはありませんか??

私もなかなか案件が獲得できず、ああでもないこうでもないと、悩みながら提案文を送ってきました。なので今これを読まれている方で、なかなか案件が取れずに悩んでいる方のお気持ちが、とってもよくわかります…!

私が最初に案件を獲得したのが、クラウドソーシングでした。

クラウドソーシングと聞くと、

  • ライバルが多そう…
  • どうやって提案文を送ればいいかわからない
  • どんな実績を載せればいいかわからない
  • そもそも提案文を送るのが怖い…

と、つい思ってしまいますよね。

私も本当に怖がりで、メッセージを送ること自体ビクビクしていました。ですが、今ではその不安もほとんどなくなり、メッセージを送れています。

大事なのは、自分のスキルを把握することと、きちんとコツを掴んで的確に提案することです。今回は、私が実績ゼロの状態から案件を獲得するまでに工夫したことを、お伝えしていきます◎

今回お伝えするのは以下の内容です。

  • 自分のスキルを確認する
  • ポートフォリオの作り方
  • 良いプロフィール文の書き方
  • 提案メールを送るのは怖くない!

どの内容も今日から試せることばかりなので、ぜひぜひ参考にしてみてください!

案件獲得ってやっぱり難しいの?

案件獲得って、難しそうなイメージがありますよね…。
お客さまの要望を汲み取って、それに合わせた提案メールを送って…
案件獲得=ハードルが高い」と感じる方も多いんじゃないかと思います。

たしかに、案件を取るのは簡単なことではありません。
きちんと自分のスキルを知って、事前に準備をしなければならないので、それ相応の時間はかかると思います。

でも逆にいえば、きちんと準備をすれば、意外と難しくないんです!
高いなと感じるハードルも、意外と越えられないハードルなんかじゃないんですよ。

冒頭でもお伝えしましたが、大切なのは、しっかり自分のスキルを把握してコツを掴んで的確に提案していくこと

なにせ、最初はみんな駆け出しの状態です。

「提案メールを送ったけど、全然返信が返って来ない」「案件の取り方がわからない」「案件が全然取れない」

これらは、最初は普通のことなんです。なので、焦らなくても大丈夫ですよ。いかに、しっかりと事前準備ができるか。大事なのはそこだと思っています!

自分のスキルを的確に確認しよう

最初にまずやるべきこととしては、ズバリ【自分のスキルを確認すること】です。

これが、本当に一番大切です!
何度も言いますね。ここの章が一番大切です!!(笑)

なぜかと言うと、自分のスキルを知らないと、どんな案件に応募すればいいかわからないからです。

例えば、これを読んでくださっているあなたがWEBデザインスクールを卒業し、Photoshopが使えるようになり、ある程度WEBデザインができるようになった、と仮定しますね。

Photoshopが使えてWEBデザインができるようになった、と一口に言っても、その範囲はかなり幅広いですよね。

・バナー作成ができるようになったのか

・企業サイトのデザインができるのか

・LPのデザインができるのか

・WEBサイトのデザインができて、HTMLやCSSなどを使ってコーディングができるのか

・WordPress化まですることができるのか

・PHPを組んで、お問い合わせフォームまで実装できるのか・・・

などなど、WEBデザインの内容はかなり幅広いことがわかります。

なので「自分は一体どこまでできるのか?」という自分のスキル、レベル感を、きちんと把握しておく必要があるのです。
しっかり自分でできることを把握しておくと、案件を探す際や提案する際に、迷いがなくなります。

それに、自分のスキル以上のものに応募しようと思って背伸びをしすぎてしまうと、後々自分を苦しめてしまいます…。
仮にスキル以上のことを求められて、できなかったり、ミスをしてしまったとしたら、お客さまにも迷惑がかかってしまいますよね。

なので、まず一番はじめの小さなステップとして、自分のスキルを的確に確認しておきましょう!

ポートフォリオを作ろう

さて、自分が一体どこまでできるのかというスキルの確認が済んだら、次はポートフォリオを作成しましょう!

ポートフォリオは、必ずしもサイトを持っている必要はないと思います。

例えば、それこそPhotoshopやIllustratorを使って作成し、それをPDF化しても良いです。
ポートフォリオ作成ツールのサービスを利用しても良いですし、ソフトで作成したものを、紙に印刷して実際にお見せしてもOK。

もちろん、自分でサイトを一から構築して、ポートフォリオサイトを作るのも良いです!要するに、自分のクリエイティブワークが、人に伝わる形でまとまっていれば良いのです。

便利すぎる!ポートフォリオ作成サービス8選まとめ | マイナビクリエイター

ポートフォリオサイトに載せる内容

次に、ポートフォリオに載せるのに必要な内容です!

ここではポートフォリオWebサイトを作成すると仮定してお話しますが、最低限必要な情報としては、

・名前(本名でも、HNでもOK)

・ざっくりとしたこれまでの経歴や自己紹介

・自分の顔写真やイラストアイコン

・自分のスキルに合ったサービス内容

・掲載可能な実績などのクリエイティブワーク

・制作料金(価格)

・お問い合わせフォーム

など、サイトであれば、最低限上記の内容が書かれてあれば十分だと思います!

これらの内容を、しっかり盛り込んでサイトを作成していきましょう。
ここで一つポイントですが、実績などのクリエイティブワークは見てほしいものを新しい順に載せましょう

パッと見で見てほしい、自信のあるものを一番上に載せることで、よりお客さまの目に留まりやすくなります。

クラウドソーシングに登録してプロフィールを作成しよう

ポートフォリオサイトが完成したら、次のステップとして、いよいよクラウドソーシングに登録です!

クラウドソーシングにもいろいろありますが、自分が使いやすいサービスで良いと思います。
それぞれ特徴が違ってくるので、自分にはどれが合ってるのか、ぜひ比較して調べてみてくださいね。

クラウドソーシングサービス12社を比較!手数料・仕事内容もチェック | テックキャンプ ブログ

クラウドソーシングのプロフィール設定

自分に合ったもの選んで登録したら、はじめにプロフィール設定をしましょう!

それから、スキル設定をし、制作物を載せてどんどんプロフィールを埋めていきましょう。

個人的にクラウドソーシングのプロフィールに載せていてよかったな、と感じた項目を挙げておくと、

・自分のページにアクセスいただいたことへの感謝

・ざっくりとしたこれまでの経歴や自己紹介

・自分ができる具体的な業務内容、サービス

・制作環境や制作ツール、ソフト

・得意なことを簡単に数行でまとめる

・自分の対応可能時間

ざっとこれくらいですが、ここは個人差あると思いますので、参考程度にしてみてくださいね。

●before

●after

2つを見比べると、印象が全然違いますよね!

文章量もそうですが、何よりも詳細が明確に書かれており、丁寧な印象を受けるかと思います。
一口にプロフィールと言ってもいろいろ書き方はあるかと思いますが、ここで大切なのは、実際に読んでくれてる相手をイメージして自分を伝えられるかどうかです。

なので、文章は簡潔に、でも硬すぎない、そんなプロフィール文だったら、きっと目に留めてもらえるはずですよ。

いよいよ実践!実際に提案メールを送ろう

さて、ここまでくるのに長かったですね……(笑)

いよいよ、満を持して提案メールを送っていきましょう!!

どんな案件に提案メールを送れば良いのか、はじめはわからないかと思いますが、【②自分のスキルを的確に確認しよう】の項目でお話した内容がここで活きてきます。

忘れてしまった方は、再度振り返って確認してみてくださいね。

ここで一つポイントなのですが、基本的には、自分のスキルに見合った案件に応募していくようにしましょう!
イメージですが、9割くらい内容の把握ができて「自分にできる」と判断したものであればOKです。

提案文ですが、例えばこんな内容を盛り込むと、信頼度がグッと増していきます。

・冒頭の挨拶

・ざっくりとした自己紹介

・ポートフォリオをJPEGなどで添付して紹介

・想定される制作日数

・制作環境や制作ツール、ソフトなど

・できることやスキルを簡単に紹介

・この案件に対してのご提案

・締めの挨拶

お客さまがどんなタイプの方かにもよりますが、このような感じで丁寧に書くと良いです。

なにせ、全く会ったこともないのにお仕事を依頼するので、少しでも安心感を持ってもらいたいですよね。
そのためには、まずは丁寧にこちらが何者であるかをお話し、提案していく必要があります。

具体的に、いつもこのような感じで提案メールをお送りしています。

見えない相手とのやり取りになってくるので、冒頭の挨拶と締めの挨拶は、実際に相手をイメージして書いていきましょう!

勇気と思いやりを持って、初案件を獲得しよう!

さて、ここまでお読みいただき、いかがだったでしょうか??

難しそうと感じた案件獲得チャレンジも、一つ一つステップを踏むことで、案件を獲得する道に近づいてきます。

ここで一つ心に留めておいていただきたいのが、提案メールを送っても、返信は来ないと思っておくことです。
「え、じゃあ何のために頑張って送るの!?(泣)」なんて、そんな声が聞こえてきそうですが、お客さまは日々いろいろな仕事を抱えながら、仕事を手伝ってくれる方を募集し、その対応をされています。

かつ、日々たくさんの提案メールや、応募がくるんですよね。

なので、基本的にお忙しい方が多いです。
ここで返信が来なかったからと言って、めげないでください。

バンバン、ドシドシ、勇気を持っていろいろなお客さまにコンタクトを取って、メールを送っていきましょう!

最終的には「お客さまが読みやすい文章になっているか」「配慮や思いやりが感じられるか」などの、心遣いが大切になってきます。

クラウドソーシングは見えない相手とのコミュニケーションなので、お客さまに思いやりを持って、コンタクトを取っていきましょう◎

この記事を書いた人

よしみ

フォトグラファー兼WEBデザイナー/元人材派遣会社の採用担当/ 会社員当時、働き方に疑問を持ちフリーランスへ/現在3社と業務委託契約を締結中/プロフィール写真、家族やカップルなどの記念写真も撮影しています!/夫と二人暮らし/台湾大好き/フィルム写真愛好家

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