文章の見せ方次第で実績ゼロでも戦える。クラウドソーシングで仕事が取れた話。

  • 2022年01月28日
  • 2022年01月28日
  • さきち

  • 営業

私はある文章を添えた瞬間から数件のクライアントからメッセージや案件を頂けるようになりました。

「案件獲得しよう!!」と意を決して応募してみたのは良いけど、、なかなか良い返事が返ってこない。

たくさんのライバルがいる中でクライアントが気に留めてくれるアピール方法はないのかな?と思っている方も多いのではないでしょうか。

基本的な構成のアドバイスと、私がライバルに勝てた提案文を作る極意をまとめてご紹介します。

これだけは押さえるべき要点6つのポイント

持論、クライアントが求めている条件は低単価でできる誠実な人です。
では、どのように伝えればそう思ってもらえるのか。
当たり前の話ですが文面上のやりとりであれば、文章でしか自分の魅力を伝える方法はありません。
いかにクライアントが”この人にお願いしたい!”と思ってもらえるかが重要です。
どんな書き方がいいのか順番にお伝えしたあとで実際に私が書いていた文章の例をお伝えしますね。

1.何者であるかをまずは伝えよう

まずは簡単な自己紹介をしましょう。
例えばですが、何者かわからない営業マンに商品の説明をされても興味はそそられませんよね?
年齢や住まい、趣味などをお伝えしましょう。
人間性を出すことも大切です。

2.Webデザイナー歴やスキルを伝える。

いつからWebデザイナーをしているのか、Webデザイナーを始めたきっかけなどをアピールするのもいいと思います。
ただ文章を丁寧に書きすぎても”無駄に文章の長い人”になりかねないので、これだけは伝えたい!という想いを伝えるのがベストだと感じます。
また、どんなスキルが出来るのか5段階評価でスキルを書いて置くと判断材料の一つとしてわかりやすいですね。

3.超重要!弱みと思われることを強みにすることがライバルに勝てる必勝法。

さらっと出てきましたが、ここが超重要ポイントになります!笑
「なぜこんなに低単価なのか」「頼んでも大丈夫なのか」クライアントのちょっとした不安を払拭させる大事なポイントです。
クライアントが疑問に思っていることは質問される前に自分で伝えていきましょう。

よくある内容を一例としてお伝えします。

(例)なぜ低単価なのかを伝えるには?
実績や口コミを増やすため金額は重視していないということを伝えてもいいと思います。
できればクライアントが希望とされる金額かそれを下回る金額で提示することでここでもライバルと差をつけることが出来ます。最初は欲張らず低価格で仕事依頼に回ることが実力がつく第一歩です!

●(例)駆け出しWebデザイナーに依頼を頼むのが不安なクライアントに仕事を任せてもらうには?
Webデザインスクールに入っている方は、講師や師匠からアドバイスをもらえる環境にいることをアピールしましょう。
私はスクールで習っているという言い方ではなく、「プロのWebデザイナーの方から添削やアドバイスをもらえる」という言い回しにしていました。
同じ意味合いでも書き方次第で見方が変わると思ったからです。

クライアントの立場になって文章を組み立てましょう

クライアントは低価格でもきちんと仕事をしてくれるか、放棄をしないでやり遂げてくれるかが評価の対象と思っていいと思います。
あなたがクライアントだったらどんな人に頼みたいのか考えながら文章の書き方を意識してみてください。
詳しい文章の書き方については一番最後に載せてあるので参考にしてみてくださいね。

4.自分の強みを伝える

社会経験や学生時代にやってきたことの強みでも、自分が人よりも1mmでも長けていると思えば強みにしちゃいましょう!
強みがわからない。。という方は身近な人に聞いてみることも良いですね。
ちなみに私は友人に、「わからないことをそのままにしない」「人が聞きにくいような内容もさらっと相手に質問できることが強みだよね」と言われたことがありました。
もちろん空気は読んで質問はしている自覚はあると思っています。笑
意外な強みにびっくりしましたが、自分が思っていることと他人が思っていることの強みは違うんだなあと認識しました。
むしろ私は「理解力が乏しい人間」だと思っていましたが違う側面から見ると「知ったかぶりをしない」「周りが聞きたいと思っていることを代表して聞いてくれる人」なんだ。それでいいんだ!となんだかすっきりしました。
あなたが短所と思っている部分が長所であることも十分あるのでぜひ友人や身近な人に聞いて見ることをおすすめします。

5.クライアントの提案をさらに提案する

クライアントが載せている情報や参考サイトを元にプラスアルファでの提案や改善も伝えてあげると信頼度がグッとアップします。
「なんでもやります!!」という根性論も悪いわけではありませんがクライアントからしてみても質問や提案を伝えてくれた方が、一緒にやっていくパートナーとしてはやりやすいと思います。
クライアントが載せている情報を鵜呑みにせず、疑問に思っていることは質問するようにも心がけましょう。

6.最後は自分の想いを乗せて伝える

自分がクライアントのパートナーになったらこんなメリットがあるよ。と想像できる文章を交えながら自分の言葉で想いを伝えてみましょう。
なんだかんだ言っても相手も人です。本気度がわかれば相手の心を揺さぶることだって可能なんです。

クラウドソーシングを経験した私だからできる3つのアドバイス

出来そうと思ったものは片っ端から応募する

最後までやり遂げられなかったらどうしよう…。
そんなことばかり考えていたら何も始まりません。
ひとまず応募して、案件を獲得することを第一優先に考えましょう。
私も初めて案件をとった時はめちゃめちゃ不安でしたが、「◯◯さんにお願いしたいと思ってご連絡をいたしました!」なんてメッセージがきた時には、「この方のために最後までやり遂げなければ!!」と不思議と責任感と嬉しさがこみ上げてきました。
自分には無理だ。と思う案件を仮に引いてしまったとしてもキャンセルなども最悪できるので大丈夫です。自分を信じましょう!!

コピぺ感は避ける

コピペ感が出ないように要所要所にクライアントの名前を使ったり応募内容にそった文章を加えていました。
誰にでも送りつけているような文は必ずバレます。案件に適した提案や想いは載せるよう心がけましょう。
文章力があれば技術がいまいちだったとしても候補者として残る確率はかなり高くなるので心配りもお忘れなく。

クライアントの評価はチェックする

どんなに良い案件だったとしてもクライアントの過去の評価があまりに低ければ応募しない方が身のためだと思います。
私は過去にクライアントの人柄を見抜けず、精神的に辛い思いをしたことがあります。笑
クライアントがどんな人か知るためにも契約前のメッセージのやりとりはとても大事になってきます。

最後に

私もはじめて案件を応募した時はとてもドキドキしましたが、私に仕事をお願いしてくれたことがそれ以上に嬉しかったのを覚えています。
途中でわからないことが出てくることもありましたがわからない部分を知ることで今後の自分の課題が見えてきたりすることもあります。
納品後に頂くクライアントの心のこもった「ありがとう」は何にも変えられない達成感でいっぱいになると思います。少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

実際に応募していた時の文章を公開!

◯◯様、初めまして!
サキと申します。
現在30歳、◯◯県に住んでいます。
よろしくお願いします!

去年よりWebデザインの勉強を初めて1年になります。30という年齢を迎え、どんな将来を歩みたいか考えた時に「挑戦」「成長」「好きな人のために時間を使いたい」というワードが浮かびました。
満員電車に揺られながら惰性で仕事をしている職場で働くなら「自分がなりたいと思う理想像に飛び込もう!」と思ったのがきっかけで、Webデザインスクールに入塾する決意をしました。毎日学びの楽しさを味わいながら日々精進している最中でございます。
デザインのスキルとしては以下の通りになります。

HTML       ★★★★☆
CSS     ★★★☆☆
Photoshop ★★★★☆
XD             ★★★★☆

HPを作成する際はSnowMonkeyと呼ばれるWordPressのプラグインを使用して作成いたしますので通常よりもお早めに納品できるのも強みの一つだと感じています。

また、Webデザイナー歴13年の講師の指導のもと仕事をしています。そのため添削やアドバイスも手厚くサポートしてもらっているので自信を持って応募させて頂いています。
◯◯様が思い描いているデザインを交えながら、ヒアリングを通して完成形に近づけて行けたらと思っています。

なお下記よりポートフォリオを添付いたしましたのでご覧いただければとおもいます。何卒ご検討いただけると幸いです。(※ポートフォリオに同じような系統のものがあるとなお権威性がある)

私の強みは人との信頼関係の構築をつくることです。
人と関わる上でコミュニケーションを何よりも大切にしてきました。
その場限りの関係ではなく、人対人との関係性を育みながら良いサービスや商品ができあがると思っています。
わからないことがあればお互いに聞きやすい環境が提供できるように努めて参ります。何卒よろしくお願いします。

参考サイトを見させて頂きましたが、ターゲット層が割と年配向けなためもう少し落ち着いた配色にしてもいいかと思います。
私自身も参考サイトをご用意してますので目を通して頂き具体的なご提案は後日説明させて頂ければ思っています。
◯◯様のお力に微力ながらお手伝いできれば嬉しく思います。
何かご不明点がございましたらお気軽に質問よろしくお願いいたします。
ご返信お待ちしております。


この記事を書いた人

さきち

即戦力トレーニング運営/snsアカウント集客で月100万円以上獲得/安定より挑戦派/完全な夜型派/最近のマイブームは尻トレ/元No.1キャバ嬢

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