「WEBデザインの勉強をしたけど実案件に応募していいのかな…」
「本当にスキルが足りているのか不安…」
「失敗したらどうしよう…」
など心配になっていませんか?
私自身、スクールで基本を一通り学んだものの、実際にお仕事に応募するとなると、なかなか勇気が出ませんでした。
Twitterをされている方だと、勉強後1ヶ月で案件獲得!など見かけることもあるかと思いますが、私が実際にお仕事としてWEB制作に携わったのは1ヶ月どころか勉強を始めて1年後のことでした。
応募するまでにこれだけ時間がかかっているからこそ、過去の私と同じく、お仕事に応募できず不安に思っている方に向け、どうやって乗り越えたのか、経緯などをご紹介しようと思います。
この記事を読んで、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです!
どうして怖いと思うのか
そもそもなぜ怖いと思ったり、不安に思ったりするのでしょうか。
私の場合は下のような理由でした。
- スキルが足りているかわからないし、受注しても対応できなかったらどうしよう
- クライアントが満足してくれなかったらどうしよう
- 失敗して迷惑をかけたらどうしよう
などなど、色々とぐるぐる考えてしまって、その間にWebデザイン以外の他の勉強や、妊娠などを挟んだこともありようやく1歩を踏み出したのは1年後のことでした。
次の項目では、実際にどのような方法で乗り越えたのかをご紹介します。
不安な気持ちを乗り越える方法
怖いと思う気持ちがあるのはわかったけれど、どのようにして乗り越えればいいのか。
実際に私が仕事をしている中で感じた対処の仕方をご説明します。
それはとても単純明快です。
- 怖いと思う理由を考える
- 原因を一つ一つ解決していく
- 不安になりにくい環境を作る
①怖いと思う理由を考える
まずはどうしてそう思ったのかを丁寧に考えてみてください。
私は上で説明したことが理由ですが、それぞれ異なる理由があると思います。
例えば、スキルが追いついていない気がする、新しい人と話すのが怖い、幻滅されたらどうしよう、できなさすぎて訴えられたらどうしよう などなど。
なぜ応募するのが怖いのか、不安に思っていることはなんなのか考えてみてください。
おすすめは自分の気持ちをノートなどに書き出すことです。殴り書きでも箇条書きでも思いつくままに書いてみてください。
②原因を一つ一つ解決していく(不安なこと別対処法)
どうして怖いのかの原因がわかったら、それを解決していきます。
あくまで一例ですが、簡単に私の経験談としてどのように解決したのかを下記にまとめておりますので参考にしてみてください。
スキルが足りているかわからない
解決策:単価の安い自分で対応できる範囲の事から始めてみましょう。
不安の中身:実際に自分のスキルで仕事が完了できるかわからないという不安です。同じ悩みをお持ちの方も多いのではと思います。
WEBサイト制作はまだ1から受ける自信がなかったので、単価の安いバナー制作の応募からスタートしました。ツテもなかったので、クラウドソーシングを利用してみることに(クラウドワークス)
バナーはサイト制作と比べて流れもわかりやすく、期間も短いのでおすすめです。※単価が安い、というのは単純に自分の心の負担を少なくするためなので、単価設定がおかしい案件を推奨するわけではありません。逆に明らかに安すぎる案件などは無茶を言われる危険性もあるのでご注意ください。
クライアントが満足してくれなかったらどうしよう
解決策:事前準備をしっかりして提案してみましょう。
不安の中身:自分のデザインを評価してもらっているわけではないので、独りよがりなのではないかという不安です。
この不安は最初は当たり前のことで、フィードバックをもらって段々と力をつけていくしかないので、できる限り初回から満足してもらうために事前準備をしっかりして提案することにしました。正直今でも不安ですし、毎回初稿デザインを送った後は緊張しています。
Twitterなどみていると10年以上お仕事されている先輩でも同じ不安をつぶやかれているので、デザイナーにつきまとい続ける悩みなのかもしれません。でも最初に比べたら少しずつ和らいだりもしているので過剰に不安になる必要はないかなと思っています。
WEBデザインをする際に少しでも満足度を上げるため、おすすめの参考サイトの探し方を別記事にまとめていますので、もしお悩みの方がいればよければご参考ください。
失敗して迷惑をかけたらどうしよう
解決策:まずは小さな案件から受け始めましょう。
不安の中身:何か重大なミスをしてしまって迷惑をかけたらどうしようという不安です。
大きな案件ではなく、まずは小さな案件から受け始めました。最初はなぜか不安だったのですが、駆け出しのデザイナーがクライアントにとって重大なミスをするほど、重大な案件を受けることはそうそうありません。少しずつできるところからコツコツと丁寧に進めていきましょう。(写真選びの際などの権利問題はご注意を)
③不安になりにくい環境を作る
原因がわかったけどやっぱりそれでも不安、という方は不安になりにくい環境を作ることをおすすめします。
具体的な方法はこちらです。
- 知人の仕事を受ける
- 相談できる相手を見つける
知人の仕事を受ける
最初からお仕事を取りに行くのはとてもハードルが高いと思います。なので、まずは身近な人でWEBサイトが欲しいという方を探してみてください。
もちろん、手を抜いていいというわけではありませんが、仕事の経験が少ないということも理解してもらえますし、連絡をとるハードルも下がるので気持ちの余裕が生まれます。
相談できる相手を見つける
メンターやコミュニティを見つけておくことです。何かあった時に相談できる先輩がいる、フィードバックをくれる仲間がいる、というのは心強いです。
私が仕事を受けはじめた時は、Twitterも全然やっておらず、知人にも聞かずこのような環境を作らずにスタートしてしまったので不安がいっぱいだったのですが、今から始められるのであればぜひこのような環境を作ってからお仕事を始めることをおすすめします。
まとめ
不安な気持ちの乗り越え方、いかがでしたでしょうか。ポイント3つを再度ご紹介します。
- 怖いと思う理由を考える
- 原因を一つ一つ解決していく
- 不安になりにくい環境を作る
そうはいっても不安になるものはなる!!という方…ものすごく共感します。一歩踏み出すのが大事、とわかってはいるものの石橋は叩いて渡りたいですよね。きっと友達になれます。
正直いくら準備しようとも怖いものは怖いとは思います。お仕事として受ける以上は責任も発生しますし、相手の期待に応える必要があります。
ただこれは私の経験談ですが、背伸びをすれば手が届きそうな範囲で、目の前のことを丁寧に進めていけば、意外となんとかなります。大切なことは丁寧に進めていくこと。わからないことにもたくさんぶつかりますが、その都度調べて対応していくことで自力もついていきます。
私自身もまだまだ成長途中ですが、日々このことを意識して今のところはフリーランスとして仕事を続けられているので、身をもって実証済みです。
ぜひ、不安とうまく付き合いつつ一歩を踏み出してみて、Webデザイナーとしてどこかで一緒にお仕事できたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。