今お付き合いのあるクライアントと、良好な関係を築きたい…
新しく出会ったクライアントから信頼されて、気持ち良くお仕事したい…
そんなふうに感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Webデザイナーは基本的にリモートで案件を受注し、直接クライアントと顔を合わせることなく仕事をしている方が多いです。
チャットやメールだけでなくzoomで打ち合わせする場合もあるので、全く接触がないわけではないですが、オフィスで勤務する人と比べて、対面で顔を合わせる機会って少ないですよね。
接触する機会が少ないため、信頼されるまでに時間がかかったり、良好な関係を築けるだろうか、など不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません…!
でも、大丈夫です。
少し意識を変えてクライアントと接していけば、だんだん信頼されるようになってきて、安心してお仕事を任せてもらえるようなWebデザイナーになっていけます!
今回は、今日からでも、そして今からでもできる5つの方法をお伝えしていきます。
- 納期は何が何でも必ず守る!
- 当たり前のことをきちんとこなす
- クライアントに手間をかけさせない
- 返信は気づいたら早めに返すべし
- やり取りは丁寧に、感謝を込めて
信頼されているWebデザイナーは、どれもきっと、自然と実践しているはず。お困りの方は、ぜひ一度取り入れてみてくださいね!
目次
納期は何が何でも必ず守る!
「納期を守る」
これは当たり前のことですが、一番大事なことです!
大事だからこそ、この部分をしっかり守ってやっていくと、信頼されるデザイナーになっていけます。
クラウドソーシング上で発注している方の話を聞くと、例えばLPデザインを任せたデザイナーから全然連絡がなくて、途中経過の報告もない。挙げ句の果てに納期も遅れ、完成とは程遠い状態…
なんていうことがまれにあるようです。
あまり多くある話ではないですが、実際にこんな体験をしたという発注者もいて、これでは信頼されるデザイナーとは程遠い状態ですよね…!実際に、これを読んでいるあなたが発注者側だとしても、もう二度とそのような人にお仕事をお願いしようと思わないはずです。
なので、しっかり納期は守る!これは基本中の基本ですが、安定して納期に間に合うように納品することで、「この人になら安心してお仕事を任せられる」と認識してくれます。
一定数「納期が守れない」というWebデザイナーは存在するので、まずきちんと「納期をしっかり守る」ようにすれば、それだけで差別化を図ることができます。
大前提としての基本的なマナーですが、しっかり意識して、無理なくスケジュールを組み、納期にはゆとりを持って納品しましょう。
当たり前のことをきちんとこなす
当たり前のこととは何かというと、例えば、デザインルールが書かれた仕様書に「自社のデザインルールに沿ってデザインカンプを作ってほしい」と依頼があった場合、きちんとそのルールに沿って仕上げることです。
そこで、まず第一段階としての信頼度がアップします。
「それは大前提としてやって当たり前なんじゃないの!?」と思う方もいるかもしれませんが、これが意外にできてない人も多いんです…!
自分が作るときは、書き出し形式をPNGで作るからPNGで提出する!というマイルールがあるとしたら、それは一旦置いておいて、クライアントから「JPGで書き出してほしい」と依頼があったのなら、素直にそれに従うべし、です。
当たり前のことをしっかりこなすだけで「この人はしっかり仕事をしてくれる人だな」というように、クライアントは認識してくれます!
その当たり前の積み重ねをしていくことで、この人になら仕事を任せて大丈夫だ、と思ってもらえるようになるのです。
とても基本的なことですが、まずはその基本的な部分から取り組んでいき、最初の信頼関係の部分を築いていきましょう!
クライアントに手間をかけさせない
具体的に何をするかというと、例えば「質問は箇条書きにして簡潔にまとめる」ことがあります。つまりそれは、読み手の気持ちになって考えるということです。
これは少し意識しないといけない部分なのですが、なるべくクライアントに手間をかけさせないことを意識すると、より信頼されるデザイナーになっていけます!
【例】
大変お世話になっております。
デザインカンプ作成に関しまして、質問がありご連絡させていただきました。
①前回のデータが横幅1280pxで作成されていましたが、今回は仕様書の通り1920pxで作成しても大丈夫でしょうか?
②ベースカラーを赤を使うとのことでお話いただきましたが、補色である寒色も混ぜて作成してもよろしいでしょうか?
③データ名は、なんという名前で作成すれば良いでしょうか?
お手数おかけしますが、お手すきの際にご確認いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
上記のように、まとめて質問を書くと、読み手の負担が減って、クライアントが考える手間が減りますよね。
また、デザインに関しても気遣いはできます。
クライアントの考えそうなことを先回りして「こんなデザインがイメージに合うかと思うのですが、いかがでしょうか?」とお尋ねし、打ち合わせの際に画像やサイトを見てもらうなど、クライアントの考える手間を省くと親切です。
常に、クライアントの立場になって「どうしたら手間が減るか?」「どうしたら気持ち良く仕事してもらえるか?」「考える手間が省けるか?」を考えて接すると、信頼に繋がっていきます。
返信は気づいたら早めに返すべし
これも基本中の基本ですが、返信は早い方が良いです、絶対!(笑)
例えば、確認事項があったりして、クライアントから連絡をもらったとします。その返信が、一日後に返すのと、数時間後に返すのとでは全然スピード感が違いますよね。
もちろん、デザイナー側も案件が重なったりして、スケジュールをコントロールすることが難しい場合があります。クライアントが働いている日が、自分のオフ日になることもあります。
なので、いつでも即レス!とまでは言わないのですが、なるべく早めに返した方がクライアントの仕事のスケジュール管理がしやすかったり、状況把握がしやすくなるので、クライアントのためになるのです。
「●●の箇所を確認してほしい」と依頼された場合、自分がすぐに対応できないことってありますよね?
それは、
「恐れ入りますが、今すぐに確認できないので、確認できる状態になったら、改めてこちらからご連絡差し上げます」
というふうに、すぐに対応できない旨を添えて返信すれば良いのです。
大事なのは、放置しないこと。相手を思って、なるべく早めに返信を返すこと!
これを徹底するだけで、信頼度がグッと増し、より関係性が築けていきますよ。
やり取りは丁寧に、感謝を込めて
最後は、やっぱり丁寧に接することが大事です!
納期に間に合わせて、納品もしっかりする。当たり前のことを、当たり前にこなす。
そして、それに加えて「丁寧さ」が加わったら、よりクライアントから信頼が得られるはずです。
例えば、
・言葉遣いが丁寧で、しっかりした印象を与える
・確認や気遣いが細やかで、相手の立場に立って考えられている
・何よりもやる気が感じられて、なんだか印象や感じが良い
・お仕事を任せていただけている状況に、感謝の気持ちがある
上記に挙げた項目は一例ですが、少し意識してクライアントとやり取りしていけば、そんなに難しくはないはずです。
それに、お互いが気持ち良く仕事をしよう、という心配りが感じられて、なんだか気持ち良いと感じませんか?
相手を思いやって、丁寧に接していく。気持ち良く仕事してもらえるように、気を配っていく。そして、何よりも自分に仕事を任せてもらえていることに、感謝すること。
この気持ちを持ってやり取りすることは、とても大事だなと思います!
最後に:信頼関係構築のコツは、しっかり丁寧に向き合うことが大事
いかがでしたでしょうか?
どれも、今日からできるような項目ばかりだったんじゃないかなと思います。
信頼関係を築くには、相手のことを考えて、行動するのが一番近道だと思っています。ぜひ今回の内容を取り入れて、クライアントと信頼関係を築いて気持ち良くお仕事していきましょうね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました◎